男性ホルモン補充療法(ART)を行う上で
インフォームド・コンセント(説明を理解した上での同意書)
2016.10.19
- フリー・テストステロンが8.5以下の場合はARTの適応がある
- フリー・テストステロンが8.5〜11.8は相対的な適応がある
この場合、ARTのリスクと有用性を説明し、患者が同意した場合は治療をはじめる
- PSA2.0未満はARTの適応あり
- PSA2.0〜4.0は患者が希望した場合は行ってもよい
- 3カ月に1度、定期的な診察、問診表(IPSS、IIEF5、AMS)、体重、血圧、血液検査*、検尿、などのチェックを受ける
*CBC、検尿(タンパク、糖、潜血)、TC、TG、HDL-C、GOT、GPT、r-GTP、FBS、HbA1C、Ca、P、TT、FT、LH、FSH、プロラクチン、PSA
- PSAが6カ月で0.5以上、1年で1.0以上上昇した場合はARTを中止し、専門医に相談する
- ARTは睡眠時無呼吸症候群を悪化させるために禁忌。にきび、体毛の増加、などが見られることもある。
以上、説明を受け、理解し、ARTの治療および定期的な評価を受けることに同意いたします
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