更年期と加齢のヘルスケア Vol.12, No.1, pp. 218―220,2013(平成25年6月)
満岡孝雄(満岡内科・循環器クリニック院長)
佐藤みはる(札幌在住メノポーズカウンセラー)
2012年9月、東京で第5回メノポーズカウンセラー研修会が行なわれました。その時、北海道から6人の方が参加されていました。以前から北海道在住の会員より道内での勉強会ができないか、という話を聞いていました。この研修会に参加された会員にも聞いてみましたところ、道内の勉強会ができれば参加したい、との意向でした。
その理由は、(1)東京での研修会には 50~100人ほどの多数の参加者があり、参加者のレベルも異なり、聞きたくてもなかなか細かいところまで質問できない、(2)北海道から東京に出かけるにしても、それなりの費用がかかる。個人の負担では限界があり、年に何回も参加できない、(3)九州や川崎などの支部では研修会を開催している、などでした。
北海道集会について、事前に理事長の小山嵩夫先生のご意向をお聞きしたところ、「ぜひやってください」とのことでした。
このような経緯から、2012年「第11回 ”更年期と加齢のヘルスケア学会” 学術集会」の前夜の11月3日夜に、品川駅近くのレストランに北海道会員7人が集まり、会食をしながら集会発足に向けての準備委員会を開きました。会の名称は『「更年期と加齢のヘルスケア」北海道勉強会』とすること、事務局は帯広市の満岡内科循環器クリニックにおき、2013年3月に札幌で第一回勉強会を開催すること、などがこの時決まりました。
その後、学会事務局にお願いし、北海道会員の名簿をいただいて連絡をとりました。名簿上は13人の会員がいましたが、勉強会参加希望者は9人でした。とりあえず「更年期と加齢のヘルスケア」北海道勉強会は、この9人(札幌4人、千歳1人、帯広3人、網走1人)でスタートすることになりました。
第一回勉強会は、札幌在住の会員が主になって準備をして下さり、以下のプログラムに基づいて開催されました。参加者は7人で、2人が都合で出席できませんでした。
今回はサプリメントのことが、新出、佐藤の両氏からとりあげられました。サプリメント学会は発足して日が浅く、会員もまだ十分にサプリメントについて知識をもっていないことが、その背景にあるかと思われます。サプリメントの勉強だけで閉会の時間となり、模擬試験の解説は行えませんでした。模擬試験には解答が添えられていますが、「解答が十分に理解できない箇所があり、その解説をしてもらいたい」、との希望がありました。模擬試験には、重要なことが取り上げられていますので、問題を十分に理解することは、カウンセラー・アドバイザーとしては有益と考えられます。次回はぜひやりたいと思っています。
勉強会後、レストランで懇親会を行い、色んな話が出て楽しく盛り上がりました。「会は非常に勉強になったので、ぜひ北海道勉強会を続けていきたい」、という結論になりました。今回は第一回ということもあり、半日でしたが、「せっかく時間をとって出てきたので、もっと勉強したい」、との希望が強く、次回からは1日行うことに決定しました。参加者の熱い勉強意欲には脱帽しました。年に何回やるか、ということも話し合われましたが、東京でのメノポーズカウンセラー研修会がない月に、北海道勉強会を開催しようということになり、今年は以下のように開催日が決定されました。
札幌にて開催
2013年6月15日(土)13時~6月16日(日)12時
15日夜に懇親会
札幌にて開催
2013年11月16日(土)9時~17時
昼食時に懇親会
少人数ながら、細かいところに手が届く勉強会を継続していきたいと思っています。参加者を北海道会員に限定してはおりませんので、観光を兼ねて参加してみたい方がいらっしゃいましたら、大歓迎です。
以上、第1回北海道勉強会の報告といたします。(記 満岡孝雄)
北海道は面積が広く(九州の2倍、人口は半分)、会員は札幌、千歳、帯広、網走などの全道各地に在住しています。このためまず集まりやすい札幌で、第一回目を開催し、お世話させていただきました。
今年東京で開催されたメノポーズカウンセラー研修会には、道内から第1回目に2人、第2回目には3人が出席しました。北海道勉強会では、手始めに研修会の伝達講習を行うことにしました。研修会に参加して理解していたつもりでも、いざ伝達講習を行ってみると、理解不足の所もあり、人に伝える難しさを実感しました。不足のところは満岡孝雄先生に補っていただき、第1回北海道勉強会を終了しました。
東京での研修会には 50~100人の多数の参加者があり、なかなか細かいところまでは質問できないということがあります。しかし、今回は7人という少人数でしたので、わからないことはその場ですぐに満岡先生に質問し、丁寧に答えていただいたお陰で、理解を深めることができ、大変充実した時間を過ごすことができました。勉強会後は、懇親会でお腹を充実させつつも、勉強会の続きとなり、満岡先生はあれこれと質問攻めにあいました。それでも参加者は物足りなく、「次回は一日やりましょう」、「泊まり込みの研修会もいいね」、「道外の方にも参加してもらえるといいね」など、お酒の勢いも加わり、時間も忘れて、楽しく語り合いました。気がついたら閉店で、やむなく解散いたしました。
次回の第2回勉強会は、6月15~16日ですが、北海道神宮のお祭りの最中で札幌は賑やかになります。その頃は、「札幌に行っている‥」、「札幌に行こうかな‥」とお考えの方は、是非、第2回北海道勉強会にご参加下さい。(記 佐藤みはる)
●お問い合わせ
「更年期と加齢のヘルスケア」北海道勉強会事務局
〒080-0838帯広市大空町3-14-3
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Tel.0155-48-9111 Fax.0155-4-3411
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