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帯状疱疹の予防ワクチン接種を開始

2010.04[2021.03更新]

子供の 90%は水ぼうそう(水痘)にかかります。水ぼうそうは1週間から10日ほどで治りますが、この時水ぼうそうウイルスが脊髄近くの神経節に潜伏するといわれています。50歳以降、身体の抵抗力や免疫力が低下した時に、このウイルスが再び目覚め、神経に沿って発症し、水疱を形成する発疹と痛みが出現します。これが帯状疱疹です。50~60歳以降に多発する傾向があり、水ぼうそうに罹患した人の10~20%がかかるといわれています。神経に沿って炎症を起こすため、発疹が治ってからも神経痛が頑固に残ることもしばしばです。

米国で2005年、水痘ワクチン接種が高齢者の帯状疱疹予防に有効であるという報告がなされました。この報告によりますと、帯状疱疹にかかる頻度は、ワクチン接種者では半分となり、また、罹患しても帯状疱疹後の神経痛が、66%も減少したというのです。高齢者への水痘ワクチン接種が帯状疱疹予防に著しく有効であったことが示されました。

日本においてもこの結果をふまえ、帯状疱疹予防のために、水痘ワクチンを接種する施設が増えてきています。

当院でも以下の方々を対象に接種を致します。

50歳以上

  1. 糖尿病やその他の病気で免疫低下のおそれのある方
  2. 妊娠中や免疫不全の場合には接種できません。

価格は 8,510円(税込)です。

ご希望の方は窓口にお尋ねください。